現場で使用する接着用材料について

接着剤は、建築工事には欠かせない材料として、乾式工法とともに多用されています。
いっぽうで、接着剤から放散される揮発性有機化合物は
ひと昔前に、シックハウス症候群の要因のひとつとされ
人体に与える影響が問題視されたという経緯もあります。


ホルムアルデヒドは、建築基準法の制限により、現在では放散量が極めて少ない
F☆☆☆☆のものが主流となっています。

接着剤は、硬化反応によって分類され、溶液が乾燥することで硬化する「溶剤揮散型」と
水分・熱・光・硬化剤などと化学反応して硬化する「化学反応型」があります。

ほかにも、加熱され溶融して塗布され、冷却によって固化、接着する「熱溶融型」や
切手のように水分や溶剤を与えることで活性化する「再湿型」などもあります。


内装工事では、壁紙、フローリングをはじめとして、内装パネル、タイルなど
さまざまな仕上げ材や造作材の固定に接着剤を使用します。

壁紙など広い範囲には「酢酸ビニル系エマルジョン型」が多く使用され
可塑剤(※)の成分に配慮したものや、無可塑剤のものを使用したりします。

(※可塑剤・・・硬い樹脂を軟化させ、加工性をよくするための液状の材料のこと)



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